政府職員の専用カード濫用が発覚~GAOが報告
政府職員の必要物資購入のためのクレジットカードが、ギャンブルや買い物、高価なレストランでの食事などに濫用されていることが、政府説明責任局(GAO)の調査で明らかになった。
http://www.usfl.com/Daily/News/08/04/0411_000.asp?id=60044
AP通信によると、GAOは国防総省や司法省を含む10以上の省を対象に、2005~06年における政府専用カードの支出内容を調査した。
同調査によると、総支出額140億ドルのうち、内容が問題であるかどうかにかかわらず、約41%が規定外の支出だった。これは、適切な許可を得ていなかった、あるいは不正行為ではないことを証明する独立した第3機関による署名を得た支出ではなかったという意味だ。
2500ドルを超える支出については、48%が許可を受けていなかった。
総額270万ドル相当の購入品の中で例を挙げると、計数百台に上るラップトップ、アップルの携帯音楽プレイヤー「iPod」、デジタルカメラ(総額180万ドル以上)の行方を、政府は把握していなかった。
また、今回の調査で、2重請求や高価な食事、オンラインデートサービスの費用など、明らかに問題がある場合でも、監査が入るまで数カ月も放置されていた実態も浮き彫りになった。
今回の報告書を受けて、政府クレジットカード・プログラムを管理する一般調達局(GSA)と行政管理予算局(OMB)は、カード利用に関する規制の強化に迫られることになった。ただし、カードの使用については、支出管理コストが年間約18億ドル削減できるため、撤廃はできないと説明している。
今回の報告書では、次のような驚くべき濫用実体が報告された。
ある農務省の職員は6年間にわたり、同棲する彼氏のために、計180枚の小切手(総額64万2000ドル以上)を切っていたが、内部告発があるまで放置されていた。資金はギャンブルや車、住宅ローンなどの支払いに利用された。この職員は昨年、21カ月の禁固判決を受け、返金を命じられた。
郵政公社の職員数名は、オンラインデートサービスと食事に、総額1万4000ドル以上をカードを使って支払った。うち1人は、政府のパソコンでアダルトサイトを閲覧したとして内部調査の対象となっていたにもかかわらず、カードの支払いについては1年以上気づかれないままだった。
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